夕食を減らすとダイエットには逆効果!?
よく多くのダイエット本で載っている「夕食は少なくして朝飯を多くする」という方法。これは本当なのでしょうか?
確かに朝食をしっかり採るというのは分かります。
問題は夕食です。
中には「夕食はちょっぽり」くらいの書き方をしている本もあります。
私はご飯を食べるのが大好きなので、夕食をちょっぴり食べるということに疑いを持っていました。
そのため、夕食を少ししか食べないとどうなるのかシミュレーションしてみることにしました。
夕食を少ししか食べないという発想の裏側にあるのは「摂取カロリーを減らす」という発想です。
確かに夕食を食べた後、私たちは活動することは少ないです。
夕食を食べた後に激しい運動をすることもほとんどありません。
そのため、摂取カロリーという観点から考えると、夕食を少なくするというのは合理的かもしれません。
しかしながら、寝ている間も私たちの体は見えない活動をしています。
それは体の回復です。
私たちが日中帯に活動する間で使った骨や筋肉を再合成する作業を寝ている間に行っています。
つまり、夕食を極端に減らしたり、夕食を抜きにしたりすると、骨や筋肉が回復しなくなる可能性があるのです。
結果的に夕食を極端に減らすと、骨や筋肉が減ってしまうことになります。
骨が減ると骨がスカスカになってしまいます。
筋肉が減るとエネルギー効率が落ちます。
エネルギー効率が落ちると脂肪を蓄えやすくなってしまいます。
エネルギー効率が一旦落ちると、少食じゃないと体型を維持できなくなってしまいます。
骨と筋肉の合成が夜間帯に行われるという話を聞いて、過度に夕食を減らした場合のシミュレーションをしてみました。
憎むべきは夕食ではなく食べ過ぎです。
食事すること自体は何も悪くありません。
朝昼晩しっかり食べていいと思います。