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なぜ大食いはやめられないのか?

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一度大食いの習慣が付くとなかなか大食いから抜け出せなくなります。
どうして大食いはやめられなくなるのでしょうか?
今回は「大食いが止められなくなる」仕組みについてまとめてみました。

 

「レプチン抵抗性」状態が大食いを加速させる

大食いがやめられなくなるのはレプチンという物質が関係しています。
レプチンとは食欲を抑制するホルモンの一種です。


レプチンが食欲を抑制する仕組みはこのようになっています。

1、食事を行う
2、食事によって上昇した血糖値を下げるために、インスリンが分泌される。
3、インスリンの刺激を受けて脂肪細胞がレプチンを分泌する。
4、レプチンは脳の視床下部にあるレプチン受容体を刺激する
5、食欲が抑制される

 

ちなみに、このレプチンですが体脂肪の量に比例して体の中を循環しています。
つまり、太っている人の方がレプチンが多いのです。
でも、どうして太っている人は大食いをやめられないのでしょうか?
それは、レプチンの受け取り手であるレプチン受容体の機能が弱っているからです。
大食いを続けるとレプチン受容体がレプチンに対して反応が弱くなっていきます。
どれだけたくさんのレプチンを脳に送ったとしても、しっかりとレプチン受容体が受け取ってくれなくなるのです。
この状態になると食欲が収まらなくなってしまいます。
この状態のことを専門用語で「レプチン抵抗性」と言います。


するとこのような悪循環が生まれます。

1、大食いをする
2、レプチン抵抗性状態になる
3、さらに大食いをする
4、太る
5、でも大食いをやめられないから、さらに大食いを続ける

 

自律神経を活性化させて「大食い」から抜け出す

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この負の連鎖を断ち切るには、以前紹介した自律神経の働きを利用するのが一番効果的です。
適度に運動をしたり、ストレスを溜め込まない生活をするなどして脳をリラックスさせましょう。

 

まとめ

以前にグレリンという物質について特集したことがあります。
グレリンも食欲を加速させる物質でした。
「最近大食いがやめられない」「最近何故か大食い気味になっている」と感じているそこのあなた!
もしかすると「レプチン抵抗性」の状態になってるかもしれませんよ。